Googleのモバイル検索結果にサイト名とファビコンの表示が正式導入
Googleのモバイル検索結果にファビコンとサイト名が表示されるようになりました。これによってユーザーにコンテンツの掲載元を認知してもらえるようになり、ユーザビリティの向上にもつながります。本日(2022年11月7日)現在の主な求人サイトの対応状況について調べてみました。
対応できている求人サイト
ディップ系のバイトル、はたらこねっと、リクルート系のタウンワーク、フロムエーナビ、カカクコムが運営している求人ボックスにはファビコンとサイト名が正しく表示されています。これらの求人サイトは概ね対応ができているようです。
ファビコンが表示されていない求人サイト
求人アスコムのモバイルサイトにはファビコンが表示されていません。おそらく単純な設定ミスだと思われるので改善することは可能です。
サブドメインを利用している求人サイト
IndeedのURLは国別に異なるサブドメインで運営されています。日本では jp.indeed.com というサブドメインが利用されているため、ルートドメインである indeed.com のサイト名が表示されているようです。Indeedは全世界で展開されており各言語別にサイト名を表示することはできませんが、サイトのブランド力が高く、知名度があるため結果オーライでしょう。
以下のサイトにはサイト名が表示されていません。サイト名の表示はルートドメイン単位で表示されるため、サブドメインやサブディレクトリを利用したサイトごとの設定はできません。そのためサイト名は表示されず、ルートドメインのサイト名が表示されます。(サブドメインについては、省略したバージョンのURLが検索結果に表示されることがあります)
対応が困難だと思われる求人サイト
ファビコンとサイト名のどちらも表示されていないものがあります。採用係長やAirワーク採用管理、エンゲージなど自社の採用サイトが無料で制作できるという仕組みを利用したサイトです。採用係長とAirワーク採用管理はユーザーごとのサブドメインで運用されているため、ファビコンはそのサービスの運営元のものならば表示できるはずですが、サイト名として募集をしている企業名を表示することはできません。サイト名の箇所にはサブドメインの文字列が表示されていてどこのサイトなのかよくわかりません。(サブドメインの箇所には実際のユーザー名が記載されているためボカしてあります)
たとえば、xyzxyzx9z.jbplt.jp のような意味の無いランダムな文字列を使ったサブドメインは、検索ユーザーに怪しいフィッシングサイトであるかのような疑いを与える可能性があります。
エンゲージは en-gage.net のサブディレクトリにユーザーごとのページが作成されます。そのためサイト名はエンゲージとして表示するしかありません。ファビコンが表示されていませんが、エンゲージのファビコンなら表示することは可能です。
まとめ
ファビコンとサイト名の表示は検索結果に出てきたコンテンツのサイトを認知するのに役立ちます。現在GoogleはPCの検索結果でもファビコンとサイト名の表示をテストしているようです。今後、正式導入された場合に備えてファビコンとサイト名が表示されるように対応しておくことも悪くはないと思います。
もちろんホットワークスは対応できています?ホットワークスは小さなサイトだからこそ日々の技術進化に敏感で、WEBやSEOの最新情報を吸収しながら柔軟なサイト改善に努めています。
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