福岡県のナイトワーク求人件数推移(2021年7月)
日本最大級のアルバイト・パート求人サイト「バイトル」に掲載された福岡県のナイトワーク求人情報のデータをまとめました。集計期間は2021年7月1日~7月31日です。
まん延防止等重点措置解除だったのに…
福岡県のまん延防止等重点措置は予定通り7月12日に解除され、これにより福岡市、北九州市、久留米市の3市の飲食店に要請されていた営業時間短縮も解除されました。
福岡県求人推移グラフ(7月)
各市とも大幅に増加しており、要請が解除されたことで「営業再開ばい!」という意気込みが感じられます。
平均件数(7月)
地域 | 件数 | 前月比 |
福岡市 | 159件 | +61件 |
北九州市 | 82件 | +44件 |
久留米市 | 19件 | +8件 |
平均時給(7月)
地域 | 金額 | 前月比 |
福岡市 | 2,144円 | -72円 |
北九州市 | 1,774円 | -40円 |
久留米市 | 2,148円 | -96円 |
ところが7月22日以降「新規陽性者数」と「病床使用率」が増加し、7月28日には福岡コロナ警報が発動され、8月1日から県内全域の飲食店に営業時間の短縮(21時まで)が要請されました。さらに7月30日には再びまん延防止等重点措置が発令され、8月2日以降は 福岡市、北九州市、久留米市、福岡地域の市町村(筑紫野市、春日市、大野城市、宗像市、太宰府市、古賀市、福津市、朝倉市、糸島市、那珂川市、糟屋郡、朝倉郡)に対して20時までの営業時間短縮と酒類の提供禁止が要請されました。解除から僅か3週間で前回よりも要請が強化されたことになります。
グラフを見て気になるのは福岡コロナ警報が発動された7月28日以降も件数が増え続けていることです。スタッフがいなければ営業ができずお店にとって死活問題です。世の中は自粛疲れや宣言慣れが囁かれており、中には要請に従うことができないと判断して営業しているお店もあります。ただ単にバイトルをキャンセルすることができずに掲載されてしまったのなら良いのですが。
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