ナイトワーク求人市場はレッドオーシャン?福岡県ナイトワーク求人レポート(2021年12月)

福岡県のナイトワーク求人件数推移(2021年12月)

日本最大級のアルバイト・パート求人サイト「バイトル」に掲載された福岡県のナイトワーク求人情報のデータをまとめました。集計期間は2021年12月1日~12月31日です。

求人件数はピークを越えたか?

過去最高の265件を記録した福岡市の求人件数。12月の福岡県全体のナイトワーク求人件数はバイトルで450件、タウンワークで140件の件数を記録しています。合わせて600件近くの求人件数には驚くばかりで、人材確保の困難さがうかがえます。

福岡県求人推移グラフ(12月)

福岡市の求人件数は年末に向かって緩やかに下降していますが、果たして人員は確保できたのでしょうか?実際は募集してもなかなか応募がなく、しばらくは様子を見ているといったところかもしれません。だとすると年明けには多くの企業が求人を再開し人材の奪い合いが再燃するかもしれません。

平均件数(12月)

地域件数前月比
福岡市222件-28件
北九州市123件-10件
久留米市43件+2件

平均時給(12月)

地域金額前月比
福岡市2,248円-4円
北九州市1,835円+30円
久留米市2,149円+18円

飲食店は依然として人手不足が続いており、求人市場は売り手市場の状況です。売上を確保するための人件費(給料)は良いとしても、募集に係る広告費の増加は問題です。このまま人材不足の状況が続くと負のスパイラルに陥りかねません。

福岡では、新たな空間と雇用を創出する『天神ビッグバン』プロジェクトが進行しています。一方、飲食業界の『求人ビッグバン』も加速しそうです。

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