【福岡市】求人広告のROI(費用対効果)を考える🤔バイトルの効果的な掲載プランの利用方法とは

バイトルの上位プランやオプションは効果があるのか?予算を複数の媒体に分配してより多くの求職者にリーチせよ

日本最大級のアルバイト・パート求人サイト「バイトル」。バイトルには全部で7種類の掲載プランがあります。しかし高額なプランを利用すれば応募が増えるというものではありません。広告効果を最大化するために効果的な掲載プランの利用方法を考えてみましょう。

バイトルの掲載プラン料金

プラン名フラグ枠数1週間2週間4週間
Pプラン(EX)1枠120,000円
Pプラン1枠60,000円
PLプラン1枠51,000円
Dプラン1枠42,000円77,000円
Cプラン1枠30,000円51,000円
Bプラン1枠31,000円
Aプラン1枠21,000円
福岡市博多区・中央区のPプラン(EX)、Pプラン、PLプランは別料金(1.5倍)

バイトルの掲載プランは、AプランからPプラン(EX)までの7種類があり、どのプランも掲載できる情報量は同じです。上位プランであるほど掲載順位が上位に表示され、露出が多くなります。 掲載プランのフラグはPC版の一覧表示画面で各求人情報の右下に表示されています。 ※下記画像の●印部分

バイトル掲載プランのフラグがわかる箇所
バイトル掲載プランのフラグがわかる箇所

上記の例では高額なPプラン(60,000円/1週)を利用しているにも関わらず、応募バロメーターが最低ランクという残念な結果になっています。このように上位のプランを使えば応募が集まるという訳ではありません。あなたのお店の求人がどのプランなのか改めてご確認ください。

掲載プランの選択は競合他社との兼ね合いを考慮することで効果を高めることができます。ぜひ競合他社の掲載プランに注目してみてください。その他にもサイトの仕組みを理解することで採用計画を成功させることができます。

尚、各掲載プランの詳細は下記の記事をご覧ください

2023年最新版【九州・沖縄】バイトル掲載プランの特長と掲載料金

福岡市の掲載プラン分析

九州最大の歓楽街「中洲」を擁する福岡市は店舗数だけでなく、求人件数もダントツに多くまさにレッドオーシャンです。福岡市で他社よりも露出を増やすにはどうすれば良いのでしょうか。統計学的見地から掲載プランによる掲載順位と露出の割合を調べてみましょう。

福岡市の掲載プラン別平均掲載数

上記は福岡市のナイトワーク求人で利用されているプラン別の占有率(シェア)です。福岡市では、ほぼ半数の求人をPプラン(EX)からDプランまでの上位プランが占めています。

バイトルは新着順に並べ替えない限り、デフォルトでオススメ順に求人情報が表示されます。オススメ順とは掲載料金の高いプランの順番です。

プラン名フラグ掲載数1頁目2頁目3頁目4頁目5頁目
Pプラン(EX)1100%
Pプラン16100%
PLプラン3622.2%69.5%8.3%
Dプラン41××46.3%53.7%
Cプラン8×××75.0%25.0%
Bプラン8××××100%
Aプラン77××××19.5%
2022年の掲載プラン別平均掲載数(合計187件)

スマホの場合は、1ページに25件ずつ表示されます。200件の求人があれば全部で8ページに分けて表示されるので、一番最後の求人に辿り着くには次へ次へ…と7回ページ遷移を繰り返してようやく見られることになります。

確実に1ページ目に表示させるためにはPプラン(60,000円/1週)以上でなければなりません。PLプラン(51,000円/1週)では69.5%の確率で2ページ目に表示され、運が悪ければ8.3%の確率で3ページ目に飛ばされてしまいます。

掲載プランのベストプラクティス(最適解)とは

具体的な例としてAプラン(21,000円/4週)から上位のプランに変更するケースを考えてみましょう。1ページ目に表示させるにはPLプラン(51,000円/1週)以上を利用する必要があります。掲載料金は21,000円から51,000円と倍以上になり、掲載期間は4週間から1週間(4分の1)に短くなります。しかも確実に1ページ目に表示される保証はありません。

また、Dプランでは2ページ目にすら表示させることはできません。言い換えれば、Aプラン、Bプラン、Cプランでは、求人一覧ページの後半以降(4ページ目以下)にしか表示されないということになります。

仮にCプランを利用したとしても、最上位のプランを利用している店舗と比較すると露出度は半分以下でしかありません。つまり福岡市の場合は、AプランからBプラン又はCプランへの変更は大して効果を得ることはできません。Aプラン(21,000円/4週)とCプラン(51,000円/4週)の差額の30,000円は無駄なコストです。

Dプラン(77,000円/4週)でようやく3ページ目に表示されることになります。しかしDプランを利用した場合の料金はAプランの3倍以上。料金が3倍以上になっても応募者が3倍になるワケがなく、あまりにもコスパが悪すぎます。上位のプランを使うほど採用単価(採用1人あたりにかかる費用)は高くなっていきます。

同じ予算で応募を最大化させるには

上位の掲載プランを利用したり、オプションを追加したとしてもあくまでもバイトルの中で目立つだけです。他社よりも目立つ上位の掲載プランには莫大なコストが掛かり、中途半端な掲載プランでは効果がありません。

限られた予算で広告効果を最大化するには上位の掲載プランに変更するよりも、その差額で他の求人媒体に並行して出稿することが有効です。 バイトル以外の他の広告を出稿することでバイトルではリーチできなかった求職者にアプローチすることが出来ます。限られた広告予算をもっと有効に使いましょう。

下位のプランでも応募してもらえるのか?

バイトルは標準でオススメ順に表示されますが、ワンクリック(スマホならタップ)するだけで新着順や時給・日順・月給などの給料が高い順番にも並べ替えることができます。たまたま目にしたという人はオススメ順に見ていくでしょうが、頻繁にお仕事をチェックしている人であれば新着順に並べ替えることはよくあると思います。新着順に並べ替えれば下位のプランでも掲載してしばらくの間はページの上部に表示されることもあります。

上位プランを選択すれば露出が高まることは確かです。しかしそれは広告予算が潤沢な企業であればのお話。費用対効果(ROI)を考えて検討したいですね。

Indeed(インディード)にも有効

このように求人媒体を分散させる手法はIndeed(インディード)等の求人検索エンジンにも有効な手段であると言われています。

例えば、求人広告の予算が10万円ある場合、すべてをIndeedに出稿するのではなく求人ボックスやスタンバイに予算を以下のように分配することで、Indeedだけではリーチできない求職者を効果的に拾うことが出来ます。

金額予算配分
Indeed60,000円60%
求人ボックス20,000円20%
スタンバイ20,000円20%
合計100,000円100%

サステナブルな採用メソッドとは

コロナの影響で働き手の飲食店離れが広がり、業界内で人材の奪い合いが起きています。どの求人サイトも応募が少なく競争は激化するばかり。さらにインフレによる物価上昇や人件費の高騰で飲み屋さんを取り巻く環境は厳しくなっています。

サステナブル(持続可能)な人材採用にはコストパフォーマンスが重要です。また求人募集だけでなく集客を強化することが安定した店舗運営に繋がります。コロナ禍を経て人々はコミュニケーションを求めています。飲み屋さんはひとつのコミュニティ。お店が活性化すればお客様だけでなく働き手が集まる好循環が生まれます。

採用戦略には地域性に加えて競合他社とのパワーバランスが重要になります。競合他社が何社いて、どのくらいの広告予算があるのかを分析して効果的に広告媒体を利用しましょう。

ホットワークスを併用すればリーチする求職者の数を増やすことが出来ます。コスパが高い求人広告!ナイトワークの求人募集はホットワークスで!

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